Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

2020年の練習テーマを振り返る

コロナのために、ゴルフスクールが2ヶ月休みという異例の1年だった。その間、YouTube や本で、Jacobs 3D とかシャローイングとか、さまざまなスイング技術論にハマった訳だが、結局、僕自身が練習で取り組んできたテーマは、ゴルフスクールのコーチに何度も繰り返し言われてきたものである。

切り返しでボールを叩きに行かない

この一点である。これに尽きると言ってもいいかもしれない。そのために手を変え品を変え、いろいろな言い方・イメージで練習をしてきたというのが実態である。

めざすのはハンドファーストインパクト。そのためには叩かずに、腰の回転で球を捕まえる。それが僕にとってのメインテーマだと言える。

  • ハンドファーストインパクトを実現するために、左腰を切る
    • 「左わき腹を回す」イメージから、「左股関節を後ろ側に引く」イメージにより、骨盤の回転量を増やす
    • その時の前提は、切り返しで左足の踏み込みができていること、左サイドの壁ができていること

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ゴルフスクールが休みの間も、左腰を切ることを練習し続けた。そのおかげか、あるいはウォーキングにより下半身が鍛えられたせいか、飛距離が伸びた。

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球は飛ぶようになったのだが、今度はなかなか捕まらなくなるという現象に悩まされた。プッシュアウトして右に抜ける球が多くなったのは、「振り遅れ」によるものだった。そこで受けたアドバイスは下記の通りだが、これについてはあまりマスターしたとは言えない。

  • フォローで左サイドに振っていく
    • インサイド・インに振るイメージ
    • スイングスピードを落とさない

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その後、「右腰を切る」というイメージを教わった。その場でターンすると言うより、左に乗りながらターンするためのイメージである。「左腰を切る」とは逆の表現であるが、自分なりにそれを意識するタイミングが違う。切り返しでは左足の踏み込みから左腰のターンを意識するが、インパクトからフォローにかけては右腰のターンを意識する感覚がある。

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今年はラウンドレッスンも例年より多く受けた。そこで見つかった致命的なエラーが、切り返しでのグリップの握り直し、右人差し指が緩んで外れるのを握り直すというものであった。

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またバックスイングが浅くなる癖もある。いずれも「ボールを叩きに行く」ことにつながる。また左サイドが伸びあがることにより、体の回転が不十分になる傾向もあるようだ。

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そして「ライン出し」「出球のコントロール」という新たなテーマに取り組むことになった。

  • インサイドの低い位置からヘッドが出て、必ず右に球を出す +「イン・アウト」のクラブパスをすべての番手で意識する

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さらに2020年最後のラウンド(しかも月例競技)でワースト・スコアを叩いた後には、ごくわずかだが「スピンアウト」しているという指摘があった。今までできているはずだった「左足の踏み込み」が不足しており、そのために腰が後ろに引けるように回転しているというのだ。

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ということで、またぐるっと巡って、切り返しで踏み込んでから腰を回転することに取り組んでいる。ボールを叩かないためには、バックスイングで伸び上がらないことが、今の僕の練習テーマである。

  • 切り返しで叩きに行かない
    • そのためには、バックスイングで伸びあがらない(むしろ沈み込むくらいのイメージ)
    • 右腹を引っ込ませるバックスイングでトップの位置へ(そこからさらに手で上げようとしない)
    • 左足をつま先方向へ踏み込む(伸びあがっていたら踏み込めない)
    • 腰を左にスライドさせる意識があってもいい、あるいは身体で「8の字」を描くイメージ
    • 腕を速く振ろうとしない

とにかくどのスイング論でも言われているのが、バックスイングでトップに上がり切る前に、左足つま先方向に踏み込んで切り返すことである。こうすると胸が開かなくなり、スピンアウトせずに、インサイドからヘッドが出るようになる。

ドライバーで確実に球を捉えたい。右に出た球が戻ってくるドローを打ちたい。そのまま右にプッシュアウトするのは仕方がないが、そこからスライスして OB になる球だけは打ちたくない。その一心である。

ゴルフスクールのコーチの教えと、三觜喜一プロの「うねりスイング」の動きがつながっており、同じ系統の考え方だとわかったのも、2020年である。同じ系統ではあるものの、僕に対しては三觜プロの言う「腕を振れ」という表現は当てはまらない。ボールを叩きに行ってしまうからである。「腕を忘れろ、腰を切れ」というコーチの言葉で、「胸郭の分離」「パッシブトルク」、そしてシャローな入射角でヘッドが入ることを教わっていると理解している。

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スイングを安定させると同時に、ショートゲームを磨く必要がある。というか、スコアメイクはウェッジワークにかかっているといっても過言ではない。2020年最大の変化は、50度ではなく、56度のウェッジをグリーン周りや、60ヤード以内で使うようになったことである。

スピンをかける一つのやり方は、ボールを真ん中ないし若干右に置き、開いたフェースを閉じるようにして、フェースに球を乗せることである。今はそのやり方をひたすらやり続けている。コーチには、よい打ち方をしている、と言われており、まずはこのやり方をマスターしていきたい。

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2020年のゴルフ振り返り

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