Muranaga's Golf

46歳でゴルフを始めて10数年。シニアゴルファーが上達をめざして苦労する日々をつづります

いいスイングだが、力強さがない。上半身はいい動きだが、下半身をもっと使おう

スイング動画をゴルフスクールのコーチに見せたところ、「オンプレーンのいいスイング。だが力強さがない」という指摘を受けた。それは自分でも、うすうす気づいていたことである。


www.youtube.com


www.youtube.com

言い表わすのが難しいとのことだったが、コーチによれば

  • フォローで力が抜けている
  • 「締まって」いない

という表現になる。

muranaga-golf.hatenablog.com

そう言えば、倉本昌弘プロもフォロースルーで体を「締める」という表現をしていたなぁ。フィニッシュをピタッと決められないのも、フォローで力が抜けて、体が締まっていないからだろう。

muranaga-golf.hatenablog.com

そこで勧められたのは2つのドリルである。

  1. 球を並べての連続打ち
  2. ショートアイアンを使って、フォローでしっかりスイングを止める練習
    • これはいわゆるパンチショットの練習と言ってもいい
    • フォローで体を止めることで、逆にインパクトゾーンでヘッドを走らせることができる。

アプローチも同じである。左肘を抜くようなフォローではなく、しっかり締まったフィニッシュを心がける。こうすることで短い距離でも、ヘッドが走ってスピンがかかる。

さらに「上半身の動きがよくなり、シャフトクロスがおさまった。もっと下半身を使おう。捻転差を作り、飛ばそう」というアドバイスももらっている。速く振るのではなく、稼働域を増やして飛ばす。ミート率を上げる。それが目標になる。

  • バックスイング:
    • あと一踏ん張り、深く左肩を入れる
    • 右足を曲げたままだと、下半身の動きがロックされる。右股関節・右の尻を後ろに引く
      • この時、左膝が前に出てもよい
    • 上半身だけで直線的にクラブを引かない。
      • 下半身を使うことで、自然に円弧が描かれ、ハーフウェイバックでフェイスは下を向く
  • 切り返しからフォロー:
    • 右腰をしっかり切る・回す
    • インパクトは通過点。バックスイングで右ターン、フォローで左ターン

こういった動作を丁寧に行うために、ドライバーを使って、いつもよりゆっくりバックスイングする。そしてスピードをだんだん速めていく。

ショット乱調、スタートホールで OB 2発!雷雨による中断もあり、残念な結果となった(南総CC 西)

先週はファイブハンドレッドで初の 80台、そして今週は、9月に今年のベストスコア 86 を出している南総カントリー。気合を入れて臨んだが、それが裏目に出たか、今回は 49 / 49 という残念な結果に終わった。

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

ほぼフェアウェイをキープしていた先週のドライバーショットはどこへやら。朝一番、10番ロングホールのティーショットが右への OB。さらに前進4打の特設ティーからの 5W が左へフックして OB。9打(+4)と大きく出遅れる。その後もパットが入らず、取り戻せなかった。

だんだん雨がぱらつくようになり、遠くには稲光が見える。そして 9:45、前半 IN の 17番を終えたところで、 とうとう雷雨による中断となった。長引きそうだったので、この間、いったんクラブハウスに戻り、昼食とした。友人が機転を効かせてキャディー付きに変更してくれたので、柔軟な対応ができた。10:35 に 18番から再開する。

後半 OUT もドライバーやパットに不安を抱きながらのラウンド。カラーから 4パットしたり(3番)、トリッキーなホールでセカンドショットを OB としたり(5番)。さらにはセカンドショットの 5W が大きくフックしてあわや OB、白杭の急斜面からの脱出に 3打を要する(7番)など、大叩きのホールがあり、ずるずると後退してしまった。

これだけショットが乱れると、セカンド以降はミスも多くなる。決めるべきパットを決めないと、パーが取れず、ボギーペースのゴルフにリカバーすることができない。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.11.26南総CC 西 IN→OUT (70.2/93.7/127)631072984949425137158.6ft、雷雨

  1. スコア:98、パット:37(2.06)
  2. ショット(60Y以上):42、ショートゲーム(60Y未満):51、ペナルティ:5
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:50.0%
  4. バーディ率:0%、パー率:16.7%、ボギー率:50.0%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:16.7%
  6. フェアウェイキープ率:21.4%、OB 発生率:16.7%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:5.6%

やはり朝一番に OB を叩いたのが、その後も精神的には響いていた気がする。不安を抱えつつショットを打つ。失ったホールを取り戻さなければという焦りもある。そういう中、目の前の一打への集中力を今ひとつ欠いた気がする。過去のミスをリセットして、現在にフォーカスすることが求められる。

月曜日に痛めた腰に不安があり、庇い気味にプレーしていたのも多少影響していたかもしれない。

muranaga-golf.hatenablog.com

朝の練習では出なかった球が本番で出る。逆に練習をできなかった時に、本番で調子がよかったりする。ショートパットも本番では外してしまう。練習と本番で違うのは、欲や恐れに影響されるメンタルの弱さか?この日も練習場ではまずまずのショットが出ていた。ドライバーもいい当たりだった。そのことが逆に本番で力みを生んだ可能性もある。

こういった反省を次のラウンドに生かしたい。88 も出せれば、98 も叩く。それが今の僕の実力だ。幸い、ハンディキャップは 16.9 のまま。今週は練習せずにしっかり腰を治そう。

朝の6時過ぎにノロノロ運転が始まっていたアクアライン。雨のため早く切り上げて帰るゴルファーが多かったのだろう、帰りは全く渋滞がなかった。こんなアクアラインは初めてかもしれない。

ゴルフ ラウンド記

ドライバーが安定すると平穏なゴルフができる。距離のあるコースで初めての 80台(ファイブハンドレッドC AG)

ゴルフ日和。友人のホームコース、ファイブハンドレッドクラブを 9ヶ月ぶりにまわる。

www.500club.jp

朝 5:40 に家を出たものの、東名高速リニューアル工事による大井松田からの渋滞に巻き込まれ、ゴルフ場に着いたのは 7:25。いつもより 30分近く余計にかかってしまい、練習グリーンで何球かころがしたものの、ショット練習を全くすることができなかった。

それがかえってよかったのだろうか。ドライバーが安定して、まずまずの当たり。フェアウェイキープ率 85.7%!これだけドライバーが真っ直ぐ行くと、平穏な心で「ボギーペース」のゴルフができる。OUT:44(20パット)、IN:44(16パット)、計 88(36パット)と、初めてこのコースで 80台を出すことができた。しかも前後半どちらも 40台前半という、安定した内容であり、先週の月例競技でいろいろやらかしたのとは、対照的なゲームであった。

muranaga-golf.hatenablog.com

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.11.19500C OUT→IN(AG) (70.9/-/-)6351728844443751365010.5ft、晴れ

  1. スコア:88、パット:36(2.0)
  2. ショット(60Y以上):37、ショートゲーム(60Y未満):51、ペナルティ:0
  3. パーオン率:22.2%、ボギーオン率:66.7%
  4. バーディ率:0%、パー率:22.2%、ボギー率:66.7%
  5. ダブルボギー率:11.1%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:85.7%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:27.8%

ダボは 2つだけ。バンカーからのリカバリーでボギーオンしなかった 12番と、3パットした 13番。フェアウェイキープ率 85.7% に加えて、パーオン+ボギーオン率:88.9%、60ヤード以上のショット数:37 という数字にも、平穏なゴルフであったことが表れている。

惜しむらくは、1m 前後のショートパットを 4回ほど外して、パーを逃したり(1番、5番、15番)、ダボにしてしまったり(13番)したことだろう。手で微妙に操作したのだろう、引っかけたり押し出したりして、36パットとしてしまった。家でのパット練習では何気なく入れている距離なのに、いざ本番で「入れたい」という欲求とプレッシャーにはなかなか勝てないものである。

アイアンは全体にトップ気味。PW などショートアイアンをオーバーさせてロングパットを残したり、ミドルアイアンがグリーンに届かずバンカーに入れたりしたのも痛かった。ただバンカーからのリカバリーショットは、まずまずの出来であったと思う。

今回、飛ばし屋の友人 2人と回った訳だが、「飛距離は重要だが、スコアメイクは飛距離だけではない」ことを示せたのも、自信につながる。彼らのようにバーディを取る爆発力は僕にはない。しかし 2打目を打てるドライバーの精度があれば、飛ばさなくても「80台」のゴルフができることを示せたと思う。

ファイブハンドレッドクラブのコースレートは 70.9(未公認)。WHS 対応であれば、今回の結果を反映して、ハンディキャップも改善したかもしれない。だが未公認ということで、練習ラウンドだと思って気軽に回れたも事実である。「朝のショット練習をしない」という練習をすることもできた。

僕のホームコースである入間カントリー倶楽部と比べると、ファイブハンドレッドクラブは距離がある一方で、フェアウェイが広く、極端な傾斜が少ない。グリーン面が見えるホールも多く、狙いやすい。周囲の芝が刈り込んである砲台グリーンが多く、ショートすると戻ってきたりバンカーに入ったりする。ただ砲台グリーンについては、10.5ft という速さも含めて、ホームコースで鍛えられているしのであまり苦にはならなかった。

スループレーで回り、デッキでのランチ。風が気持ちいい。サウジアラビア出張から戻ったばかりの友人から、デーツ(ナツメヤシ)のお土産をいただいた。イチジクのような感じのドライフルーツで、美味しかった。

友人たちは朝もっと早く 5:00 頃に家を出て、途中の SA で朝食を取ることによって、渋滞を避けられたようである。今後東名下りを使う時の参考にしよう。

また今日の朝 6:00 から横浜町田 IC 下り線の合流ポイントが改良されていたようだ(PDF 詳細図)。ちょうどその頃、東名を走っていたことになるが、横浜町田 IC の合流は結構渋滞していた気がする。ちょうど切り替えるタイミングだったのだろうか?

www.c-nexco.co.jp kuruma-news.jp

ゴルフ ラウンド記

ティーショットを林に打ち込み、バンカーを渡り歩く。ダブルパーを叩くわ、ショートパットを外しまくるわ…。月例競技でやらかしました(入間CC AG)

いやぁ、月例競技でいろいろやらかしてしまった!

ティーショットを林に打ち込みこと 3回、バンカーのミス 3回、1m 前後のショートパットを外すこと 5回。

その典型が、最も易しい 14番の短いミドルホールである。ティーショットを林に打ち込み、隣のホールから戻すもフェアウェイバンカーに捕まる。その後バンカーを渡り歩いた挙句、アプローチでグリーンをオーバー、結局ダブルパーを叩いた。

正直、とても情けなく、悔しい内容であった。これだけやらかしておいて、OUT 44(15パット)、IN 46(17パット)、 90(32パット)に留めたのは、「我慢のゴルフ」で粘ったのだとポジティブに評価してよいのかしらん…。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.11.13入間CC OUT→IN(AG) (70.2/93.6/126)6216729044464248323010ft、晴れ

  1. スコア:90、パット:32(1.78)
  2. ショット(60Y以上):42、ショートゲーム(60Y未満):48、ペナルティ:0
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:55.6%
  4. バーディ率:0%、パー率:27.8%、ボギー率:55.6%
  5. ダブルボギー率:11.1%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:0%、ガードバンカー率:16.7%

OUT は少し怪しげなドライバーショットが続いたものの、2番・3番で寄せワンのパーが来て、上々の滑り出し。20-30ヤードのアプローチがうまく寄った。 6番ではフェアウェイバンカーから一発脱出できないミスがあったものの、花道から 50cm に寄せてボギーと粘る。

しかし 7番・8番では 1m 強のパーパットを連続して外してもったいなかった。さらに 9番ではティーショットを成功させたものの、傾斜からの第2打、第3打を失敗し、最後は 3m のボギーパットを打ち切れずにダボ。OUT を 42 - 43 のスコアで回れれば、80台に向けて余裕ができたのだが、流れがよくない。

IN も 10番で 1m 強のパーパットを外す。さらには 13番ショートホールでパーオンしたのに 3パットしてボギー。流れが悪いまま、スコアを伸ばしきれない。

そして悪夢の 14番。苦手な 3Wティーショットが右の林を超えて隣のホールへ。林を抜いて脱出した球はフェアウェイバンカーへ。70ヤードのバンカーショットはショートしてガードバンカーへ。そこから一発でグリーンに乗せられず、トップ気味のアプローチはグリーンオーバーして砲台グリーンの斜面の 3m 下まで行ってしまう。ここから何とか 6オンするも、このホールはダブルパー!

15番でも 3W を連続して失敗し、これも右の林へ。ここも隣のホールからのリカバリーがフェアウェイバンカーへ。何とか脱出して 4オンするも、ここも 1m のパットを外してダボ。

muranaga-golf.hatenablog.com

気合を入れ直して、16番、17番で連続パーオンしてパーを取る。最終 18番ロングホール。今度はドライバーでのティーショットが林の中へ。リカバリー後の第3打が、あわや OB。ぎりぎり残っていたところから第 4打を打ち、何とか 5オンに成功する。残り 2.5m 下りスライスの難しいパットが残ったが、これを何とか沈めてボギー。

ダブルパー・ダボの後、パー・パー・ボギーで締めくくったのは、よく粘ったと思う。それにしてもいろいろやらかし過ぎて、精神的に疲れまくった IN であった。

今回ハンディは 17 であったので、一つでもショートパットを決めていれば 89(NET 72)のパープレーであったし、頑張ればアンダーパーで回れていたはずである。また 88歳になるシニアの方のマーカーを務めたのだが、全部で 139 ストロークを数えるのに気を取られて、自分のプレーへの集中力を若干欠いてしまったことは否めない。同伴者のプレーに影響されるようでは、まだまだメンタルが弱い。一打一打への集中が足りない。

今回の月例競技は、参加者 82 人中、なぜか 80台を出した人が一人もおらず、結果的には 90 がベストグロスであり、僕も含めて 3人いた。反省点が多過ぎて、祝杯を上げていいものか微妙なところだが、まぁいいだろう、「我慢のゴルフ」で粘った自分に乾杯することにしよう。

翌朝、ハンディキャップを確認したら、調整グロススコア(JGA プレーヤーリファレンスガイド PDF版)が 88となっており(ダブルパーをダボと換算したと考えられる)、16.9 に向上していた。16.9 は WHS(World Handicap System)が採用されてからは自己最高である。そして 16未満の Aクラスまであと 1.0。この壁を超えるのが大変そうだが、とりあえず祝杯を上げてよかったみたいである。

jga-handicap.com

ゴルフ ラウンド記

ショットの調子はまずまず、バンカーとショートパットのミスが響いた(入間CC AG)

気の置けない会社の先輩・後輩をホームコースにお呼びしてのラウンド。2日前に軽い腰痛を発症、腰に不安を抱えており、ハーフショット中心に行くことも考えていたが、いざコースに出てみるとそんなことは忘れてフルスイングをしてしまった。

muranaga-golf.hatenablog.com

数日前に 89 だったので、今回も 80台をと思って臨んだが、10フィートの A グリーンにて、残念ながら「90切り」ならず。特に前半の IN で最後の 17、18番でダボ、トリを叩き、48(18パット)としてしまったのが痛かった。OUT は 40台前半のペースで頑張っていたが、最後の 9番でパーを狙いに行って、バンカーに入れ、ダボとしてしまい、OUT 43(14パット)。トータル 91(32パット)という結果となった。ハンディキャップは 0.1 だけ向上して 17.2。

決めたいショートパットを 3回外したこと、2回のバンカーショットをいずれもホームランしてしまったことが、残念である。ドライバーショットは、18番にて右へプッシュアウトしてワンペナにしたことが悔やまれる。あとはアプローチの細かいミスであろうか。思ったより突っ込み過ぎてピンをオーバーさせてしまい、難しいパットを残してしまった。

一方、ショットの調子はまずまずであった。12番では残り 170ヤードの打ち上げを 4U でパーオンさせたし、後半 OUT の 6番ホール以降は、大きなミスショットがあまりなかった。6番では残り 180ヤードを 3U でグリーンヒットさせるも奥にこぼれる。7番では残り 125ヤードを 9I でパーオン。8番ショートホールでは 142ヤードを 8I でパーオン(キャリー 141ヤード)。9番の第3打、つま先下がりから残り 145ヤード。右に出やすいライで、7I か 8I で迷い、パーオンを狙って 7I を選択、案の定、右に出てグリーン右のバンカーに転がり込んでしまった。8I のハーフショットで確実に花道に運ぶべきだったかもしれない。

このところ、ハーフで 40台前半を出せるようになりつつある。40台前半のハーフを 2つ揃えられば、確実に 80台が出せるのだが…。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.11.5入間CC IN→OUT(AG) (70.2/93.6/126)6216729148433951322110ft、晴れ

  1. スコア:91、パット:32(1.78)
  2. ショット(60Y以上):39、ショートゲーム(60Y未満):51、ペナルティ:1
  3. パーオン率:22.2%、ボギーオン率:33.3%
  4. バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:38.9%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:11.1%
  6. フェアウェイキープ率:50.0%、OB 発生率:0%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:11.1%

同伴のシングルプレーヤーによると、ドライバーが「手打ち」になっているとのこと。練習場でのスイング動画と違って、腕を返すようなスイングになっているらしい。なるほど、やはり練習場と本番とで違うスイングになっているようである。

muranaga-golf.hatenablog.com

一方、アプローチについては、ちょっと突っ込み過ぎに見えたボールが、ちゃんとスピンがかかって止まっていたということで、ボール・コンタクトがよいと褒められた。これは嬉しい。

マネジメントについては、目標から逆算する戦略を教えられた。無理にグリーンオンさせるのではなく、寄せやすい花道をゴールにする。そうした場合、その前のボールをどこに置くべきか。できればバンカー越えにならないところに置きたい。

こういう逆算のマネジメントを実行するには、ドライバーショットの方向性が求められる。あるいはドライバーをミスしたとしても、セカンド以降でリカバーする精度が必要になる。

ゴルフ ラウンド記

「90切り」したものの、ミスも多く「もっとやれたのでは?」と少し悔しい(入間CC BG)

ホームコースである入間カントリー倶楽部のコースレート/ボギーレート/スロープレートは、いつの間にか改定されていて、数字上はより難しいレーティングになっている。

大浅間ゴルフクラブへの秋のゴルフ旅(初日2日目)を終え、仕事仲間・同僚をホームコースに迎えてラウンドする。距離のない Bグリーン・白ティーからのプレーであり、「90切り」を期して臨む。

muranaga-golf.hatenablog.com

先日の反省を踏まえて、バックスイングの捻転・可動域を増やすことを意識したドライバーショットはまずまずの調子で、セカンドショット以降で心乱されることなく、5番までゲームが進む。しかし 6番で不用意に右へのプッシュスライス OB を叩き、このホールをトリプルとしてしまうと、それ以降のドライバーショット、ティーショットが乱れた。OUT:46(18パット)。1発の OB と、2回の 3パットが悔やまれる。

IN もティーショットのミスが多く、フェアウェイキープができないし、ショートホールもワンオンしない。14番では 5W のティーショットを大きく左に曲げてワンペナとする(何とかボギーに留めた)。17番では右の金網にぶつけてしまう(ここも何とかボギーでしのいだ)。とにかくアプローチとパットで粘り抜いた。

最後の 18番ではようやくドライバーがいい当たり、結構飛んでフェアウェイに。そこで第2打は思い切って苦手な 3W(SIM2 MAX-D) を握る。これが奏功して、左足下がりの傾斜に残らず、平らな残り 100ヤードの打ち上げの地点までサードショットを進めることができた(ここまで飛んだのは初めてかもしれない)。ここから PW での当たりはグリーンをオーバーしたが、難しい下り傾斜からのアプローチを 1m に寄せることができ、パーをゲット!

その結果、 IN:43(14パット)、トータル 89(32パット)と何とか当初の目標である「90切り」をすることができた。特に後半 IN は充実したゲーム展開であった。

とは言え、ミスが多い。OB やペナルティとなったティーショットはもちろん、50ヤード以内からのアプローチをショートしたり、不用意なファーストパットから 3パットしたり…。「もっといいスコアで回れたのでは?」と少し悔しい。

89 というスコアだと、ハンディキャップも 17.3 のまま変わらない。やはりホームコースの白ティーからは、もっとよい「80台」のスコアが求められるのである。

100ヤード前後からグリーンに乗せられる率を上げると、よりスコアはよくなると感じている。

DateCourse (rate)YardParScoreShotShortG / PT / GBPSituation
2022.11.2入間CC OUT→IN(BG) (69.0/92.0/124)597372894643404732329.5ft、晴れ

  1. スコア:89、パット:32(1.78)
  2. ショット(60Y以上):40、ショートゲーム(60Y未満):47、ペナルティ:2
  3. パーオン率:16.7%、ボギーオン率:61.1%
  4. バーディ率:0%、パー率:33.3%、ボギー率:44.4%
  5. ダブルボギー率:16.7%、トリプルボギー以上率:5.6%
  6. フェアウェイキープ率:42.9%、OB 発生率:5.6%、ペナルティ率:5.6%、ガードバンカー率:16.7%

さて、ドライバーを話題のステルス・グローレ(Stealth Gloire)に新調した人がいた。僕の SIM2 MAX-D で打った会心のドローボール、225ヤード飛ばした当たりを、軽くオーバードライブされた。なかなか捕まりがよさそうだし、打感も気持ちよさそうである。

GOLF 5 だとカチャカチャ機能のついたステルス・グローレ+ も売っているらしい。ステルス・グローレに Platinum Speeder のシャフトを刺してみたらどうなるだろう?右へプッシュアウトするミスを減らせそうな気がする。

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

ゴルフ ラウンド記

朗報!シャフトクロスが直った!(というか抑えられてきた)

GEARS レッスンをきっかけに、コーチに「シャフトクロスを直したい」とお願いしてから9ヶ月。ようやく「クラブの動きがよくなり、シャフトクロスが抑えられている」と言われるようになってきた。「直った」ではなく「抑えられてきた」ではあるが、ものすごく嬉しい。

2021年 3月、そして 4ヶ月前の 2022年 7月のトップの位置は次の通り。見事なシャフトクロスである:

2021年3月、2022年7月

そして御多分に漏れず、スイング改造の迷路に入り込んだ時期もあった。

果たして、シャフトクロスは直っているのか?秋のゴルフ旅初日、朝の練習場で動画を撮ってもらい、実際にシャフトクロスが抑えられているか、自分の目で確認する。


www.youtube.com

アドレスの前傾はまずまず。

そして確かにシャフトクロスが直っている!

ほぼオンプレーン・スイングで、ヘッドがインサイドから入っている。

やったー!シャフトクロスは確かに抑えられている!

しかし…。僕の印象では、バックスイングの捻転が浅い。右脚を伸ばして(右股関節を後ろに引いて)、もっと捻転を深くすることができるはずである。


www.youtube.com

正面から見ると、切り返しからインパクトにかけて、飛球線方向に(自分から見て左に)頭・上体が突っ込んでいる。そのためヘッドが高い位置から鋭角に入ってしまっている。フェイスも開いて当たるため、右に抜ける球になる。テンプラや右プッシュアウトの危険を含んでいる。

旅先からコーチに動画を送ったところ、全く同じ指摘だった。「バックスイングの稼働域をもう少し増やしましょう。切り返しでやや突っ込んでるのが気になります。浅いと突っ込んでしまいますよ」

翌日は、このアドバイスに従い、ドライバーショットを修正した。

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

まだまだ課題は残っている。たとえば切り返しは下半身主導で行うべきだし、切り返し以降はもっと腰を切るべきである。もっと下半身・脚を使って体をターンさせたいし、腕と上体を同調させて振り切っていいと思う。何よりフィニッシュが全く決まっていない。前傾をキープできていない。フィニッシュが決まる力感で振り切ることが、安定性につながると考えている。

このように課題は多いものの、オンプレーンスイングになってきたことは、評価してよいと思っている。

シャフトクロスを直すことにより、ダウンスイングでの手・腕の動きを抑えられるようになった。手や腕への意識がなくなり、下半身を使った体のターンで球を打つことができるようになった。右腰を切ることによってフェイスターンを行って球を捕まえる意識である。

そしてアウトサイドからヘッドが入るのではなく、インサイド・インの軌道で、シャローにヘッドが入るようになった(気がする)。

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

シャフトクロスを直すポイントは、右わきを締め、右ひじを下に向けるようにバックスイングすること。背中を使って深く捻転すること。手でトップを作らないこと。

そのバックスイングの大前提として、しっかり上体を前傾させたアドレスを行う必要がある。

9ヶ月の間取り組んできたことをまとめると、次の通りだが、深く捻転したバックスイングを行い、正しいトップの位置にクラブを収めることにとにかく苦労した。

  • アドレス:前傾
    • 脚の付け根から上体を前傾、膝を少し緩める
  • バックスイング:深い捻転
    • 右わきを締め、右肘を下に向けてバックスイング
    • 飛球線と反対方向校にテイクアウェイ
    • 背中を使う。手でトップを作らない
    • 右膝を伸ばし、右股関節を後ろに引く。骨盤を切り上げて、深く捻転
  • 切り返し:下半身主導・急がない
    • 左足の踏み込みから左腰を切る
    • ワンテンポ(間)置くと、体の回転とともに右肩が下に落ちる
    • クラブが背中側に倒れて、インサイドからシャローに下りてくる
  • ダウンスイングからインパクト:左に突っ込まない、右腰を切る
    • 左に突っ込まない
    • 右腰を切る・押し込む
    • 腰の稼働量を増やすことで、球をつかまえる
    • ハーフトップを打つ練習で、ヘッドを走らせる
  • フォロー:背中を使う
    • 小さなバックスイング、あるいはバックスイングせずにフィニッシュすることで、感覚を掴む
  • 練習方法:
    • 9I のハーフスイングを徹底的に行って、体の動きを身につける
    • わざとハーフトップを打つ
    • 高くティーアップしたボールだけを打つ

以下、9ヶ月にわたるブログ・エントリーをまとめておく。不調になった時、迷った時に読み返そう。

アドレス:前傾
  • 股関節を入れた状態で、上体を前傾させる
    • 膝をピンと伸ばし、脚の付け根に手を当てて、上体を前傾させる
    • その後、膝をほんの少し緩める

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

バックスイング:深い捻転
  • 右わきを締めたままバックスイング
  • トップで右肘を下に向ける

muranaga-golf.hatenablog.com

  • 背中を使ってテイクバックを始動
  • 腕と上半身が同時に始動するテイクアウェイ
  • 飛球線と反対方向にまっすぐヘッドを引く
  • ハーフウェイバックで左肩が入り、右足への荷重を終えている
  • バックスイング中、常にクラブが体の前にある
    • 手を使ってクラブを上げない
  • 手でトップを作りにいかない

muranaga-golf.hatenablog.com

  • 深く捻転する
    • 右膝の上に左肩が来るまで、左肩を入れる
    • 限界まで上げて、そこからさらにストレッチしたところがトップ
    • 右膝を伸ばし、右腰・右尻を後ろに引く
      • 右膝を曲げたままだと、骨盤の動きがロックする
      • 右股関節を後ろに引くことで、骨盤が上に切り上がり、深くバックスイングできる
    • 右尻を後ろに引くイメージ
    • 前に出た左膝を伸ばすことで、その場でターンする

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

切り返し:下半身主導・急がない
  • 「間」を作る
  • 切り返しは下半身主導、左足の踏み込みがきっかけ
    • 歩くようにスイングする
  • 頭の位置をキープ、頭・上体は左に突っ込まない

muranaga-golf.hatenablog.com

  • 切り返しでワンテンポ置くことにより、右肩は前ではなく、下に動く
  • 切り返しで体をターンさせ、右肩が下に落ちると、シャフトは背中側に自然に倒れる
    • これによりインサイドから、シャローにヘッドが入ってくる
  • 肩はタテ回転、腰はヨコ回転

muranaga-golf.hatenablog.com

  • 切り返しを急がず、スイングの行きと帰りを同じスピードにする
    • 静かに切り返す。いきなり加速しない

muranaga-golf.hatenablog.com

ダウンスイングからインパクト:
  • ボールを左足かかとの延長線上に置く
  • 頭の位置をキープしたまま左に置いた球に届かせるには、左胸・腰をしっかり回転させ、右腰を切る(押し込む)しかない
    • インパクトは、左足荷重 かつ 右腰を押し込んだ状態
  • 腰の回転量・稼働量を増やすことで、球をつかまえる

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com

フォロー
  • 背中を使って、上体をターンさせる
    • 小さなバックスイング(8時の振り幅)からフルスイングすることで、この感覚を掴む

muranaga-golf.hatenablog.com

練習方法
  • 新しい動きは、ハーフスイングで徹底的に身につける
  • わざとハーフトップを打つ
    • 切り返しで叩きに行かなくなる
    • ヘッドを走らせることができる
    • 「当て勘」が養われる
  • 高くティーアップしたボールだけを打つ
    • レベルターン
    • ヘッドの入射角を揃える
    • 右肩が突っ込まない、左に突っ込まない

muranaga-golf.hatenablog.com muranaga-golf.hatenablog.com